ストリオーニの弟子とも考えられていたGiuseppe Marconciniは 父のLuigi Marconciniと共に18世紀末から19世紀前半にかけてのFerraraを代表する製作家の一人です。 アマティからストリオーニやベルゴンツィに至る16世紀〜18世紀までの 古典的な名器の影響を受けながらも、その個性的な作風から受ける印象は 彼の才能を感じさせる素晴らしいものです。 この楽器はこれまで複数の著名なソリストによって演奏されてきたということもあり そのサウンドは重ねてきた歳月だけでは語れない気品を持っており、一見の価値があります。 この年代の優れたチェロは希少です、是非一度その音色をお確かめ下さい! - 廣居 |